点線国道405号線トレイル

4時半起床、5時発で行ってまいりました。

点線国道

起点は群馬県中之条野反湖
終点は長野県栄村切明

見るからによだれの出そうなロケーション。




此処にはれっきとした登山道が存在していまして、全長20kmもの区間には湖あり、山道あり、清流あり、そして黒部下ノ廊下を思わせる断崖絶壁ありの、まぎれもなくロングトレイルルートとなっています。

幸いどのメディアもこの場所のことを取り上げないので、いまだに秘境、秘道然とひっそりとしていて、近づく人がほとんど存在しません。

しかしここのルートをたどるイベントは毎年実施していて、かれこれ10年近い年月をかさねます。

2017年開催は10月18日(水)
朝5時に木島平を出発し、88km先の野反湖からスタートすべく3名のチャレンジャーをお迎えしまして行ってきました。

7時30分にスタート


いくつもの沢を越えて、標高差200mを6kmほどかけてゆっくり登ってゆきます。






志賀高原岩菅山群の真裏に位置する尾根伝いに開かれた道。
まぎれもなく国道405号線未成線なのであります。





10時50分に尾根道に別れを告げ、標高差700mを一気に下ります。
紅葉が見ごろの一帯へと差し掛かってきます。


12時前、予定より早く渋沢ダムへ。


ここは切明発電所の取水口になっていまして、川の流れに沿って水平の導水管が設けられています。
その導水管は9km先の切明で川面に向かって一気に落水、発電所のタービンを回すという仕組みになっています。

導水管があるということは、要所要所にその点検口が必要となります。ダムに向かうための道路が必要になります。
必然的に「水平歩道」が切り開かれることになります。

その水平歩道こそがこの国道405号線未成線というわけです。

断崖絶壁に作られた道ですので、ところどころに素掘りのトンネルが存在します。


黒部下ノ廊下を彷彿とさせる狭路があります。






渋沢ダムの時点ですぐそばに見えていた水面は、2時間8キロ続く水平歩道の終点付近では遥か眼下に見下ろす峡谷の底です。

圧倒的スケールに思わず息をのみます。
木島平のすぐ近くにこんな秘境&秘道が存在していることにあらためて驚きを隠せません。

20kmの間につり橋が3か所、トンネルが3か所、渡渉用鉄橋が6か所。











アドベンチャー気分満点の極上ルートです。

予定よりも早く15:50に切明に到着。

お疲れさまでした!!!!



温泉宿舎前の露店でいただくキノコ汁の美味しいことと言ったら言葉がありません。


母ちゃんの迎えの車に乗って、木島平に戻りました。


野反湖に置いたままのラパンは明日取りに行きます。(^_^)v


来週は信越トレイルセクション4-5-6.

いよいよ今期ラストの集大成トレッキング企画です。
残席わずか。ご希望の方、お早めにどうぞ。
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鶴岡の凄腕靴職人

山歩きする上でもっとも重要な道具は云うまでもなく「靴」であります。

世に存在する靴屋さんは、靴を販売する役目を担っています。手持ちの在庫の中から、お客さんに合う靴を品定めしてアドバイスしてくれます。

先日訪れた山形鶴岡駅近くの「エーリーズ」さん。

7月にお泊まりになった、大阪のお馴染みさんが、たまたま月山登山の帰りに立ち寄られまして、「鶴岡にスゴい靴屋がある!」と、猛烈薦めてくれました。

此方が普通の靴屋と違うのは、足形測定は勿論、歩行姿勢のチェックを通じて、骨格の歪みを指摘、さらには過去の怪我歴をもズバリ見抜くところにあります。

ワタシの場合、腰そのものが右下がりで、かつ右足底が外側に湾曲していることを指摘されました。


何かしら怪我されたことありますね?


1994年に北アルプス下山中に右足を激しく捻挫し、二時間もの間動けなくなりました。

2年前、左中足骨を三ヶ所骨折し、ハリガネを入れて治療しました。

ワタシの右足側面靭帯、実はユルユルです。

骨折後は左足をかばっているうちに、左右の荷重バランスが、45:55 位になったのかもしれません。

それらの怪我の後遺症が骨格の歪みとして見事に現れているとのことでした。

さらには、退院以降、左足裏の関節が圧迫されて痛みを感じるのも、骨折をキッカケに左右不均衡が起こり、癒着の過程で足の甲が下がった結果、中足骨関節が皮膚を圧迫している結果起こっているとのこと。

定例の健康診断の相談会では明らかにならなかった新事実でありました。




骨格の歪みを足元から変え、健康に寄与する


というのが、ここのマスターの得意技のようでして、話すにしたがいまして、これはタダ者ではないと悟った次第。


12月に歩く総距離180キロのスペイン巡礼の道のことを話し、使用する靴のチューニングをお願いしました。


足型測定
歩行環境
歩行姿勢
長時間着用で現れる症状と部位

を細かく診断されまして




出来上がったソールがこれ。


茶色いのが高反発、青いのが低反発。
それらを複合的に重ね合わせ、スペシャルインソールが完成です。

まるで別物に生まれ変わったKEEN Oregon PCT


ついでに持参していたランニングシューズのインソールも成型を依頼。
店の外に出て、ランニングフォームをチェック、足の運びや走りのクセを見ていただいた上で、加工してもらいました。

靴で悩む方は一度訪れてみる価値アリですよ~(^_^)v


靴工房エーリーズ 鶴岡駅徒歩3分
電話 0235 22 1241



冬の常連さんを

先日、タスマニアのデービスさん夫婦。

10年前にスキーでご利用いただいたのをきっかけに、冬のお馴染みさんとなりました。

しかしグリーンシーズンにお越しになったのは全くの初。

ウチに3泊した後、富士山に登るとのこと。
そのトレーニングのために、信越トレイルを歩きたいとのことで、今日ガイドとしてお供しました。

目指したのはセクション4.


関田峠を出発し、鍋倉山を経て、絶景の尾根を経て。




ゴールのとん平には3時。

トレッキング人気は日本も欧米も同じですが、習慣や、コースタイム設定の基準が全く違うことをあらためて知りました。

日本のコースタイムが5時間なら、欧米は3時間半。
欧米人は積極的に「サイドトリップ」に寄り道する。
少々寒くても短パンでの歩行を好む。

ところ変われば。

ですね。(^^)




牧峠からとん平

前回のツアーから一ヶ月。
6月恒例の後半セクションツアーの始まりです。


参加者は石川県のK さんと、香港のCさん。

所々に残雪が。


イワカガミの鮮やかな葉


関田峠で昼食。


おーこわ!


美しいブナ林

 
至るところにイワカガミが咲き誇ります


道標のほぼ全てが、熊の餌食(?)に。


用心せねばなりませんね(^^;

プロフィール
木島平でユースホステル
を営むかたわら、信越トレイルガイドとして主に春から秋のトレイルを歩き回っています。 誰でも気軽に、信州の山を満喫できる信越トレイル。行程は短くはありませんが、全線踏破した時の感激はまたひとしお。 貴方のチャレンジ、お待ちしています。

●信越トレイルクラブ 公認ガイド
●山岳ガイド賠償保険加入



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