ヤセ尾根~関田峠

【ヤセ尾根~関田峠】
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信越トレイルの盟主・鍋倉山への登りが続きます。「やせ尾根」通過後、途中無名のピーク B地点 
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を一つ越えたらあとはひたすら登り。
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一日の標高差としては、信越トレイルの中最大のセクションもいよいよヤマ場です。

鍋倉山
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ただし視界はあまり良くはありません。
むしろその先の黒倉山の方が眺望には優れています。

鍋倉からはいったん鞍部へ下ってゆきます。日陰でぬかるんだ部分ですので、慎重に行きます。
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下りきった鞍部が久々野峠です。
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そして最後のピーク・黒倉山を過ぎたらあとは下るのみ。

途中 C地点 での眺望がGOOD。
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光が原牧場から頚城平野が手に取るように見通せます。 工事中の北陸新幹線の高架路盤もしっかり目立つようになって来ました。

その後はほぼ平坦。昔から遊歩道として活用されていた茶屋池遊歩道と兼ねている区間なので、道幅も広くなり、非常に歩きやすくなっています。
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そして関田峠到着。
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前述の通り、距離は8.5km程とあまり長くはありませんが、一日の標高差が最大となる区間です。
従いまして、北上/南下 では所要時間にかなりの差がでてくるものと思われます。

特に仏が峰登山口からリフト降り場までは勾配が非常にきつく、下りにおいてはトレッキングポールは必須と云えましょう。
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関田峠~牧峠

【関田峠~牧峠】
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信越トレイル「山岳エリア」の中で、もっとも楽な区間がここ。4.5kmほどの道のりですが、急角度の上り下りは牧峠手前のごく一部の区間です。

多少のアップダウンはありますが、全体を通して道幅も広く平坦なので、軽快に歩けるでしょう。
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A地点 は湿地帯になっていて、この山域の固有植物であるナベクラザゼンソウの自生地です。

途中梨平峠が休憩場所に最適。
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オフィシャルマップには所要時間3時間との記述がありますが、いくらなんでも現実とかけ離れ過ぎですね。

10回以上歩きましたが、休憩込みでも2時間を越えたことは一度もありません。

地形が平坦かつ広いので、ブナが雪の重みで上へと成長できず、グニャグニャに曲がってしまった幹が目立ちます。
同じブナでも生息環境によってずいぶんと姿かたちに差が出るものです。

B地点牧の小池
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C地点で越後側の視界が開けます。曲がりくねったブナばかりだったのが、突如まっすぐ高く伸びたブナ群に変化します。
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蛇足ですが、尾根部分が少ないので、他のセクションに比べて眺望に欠けるのが難点といえば難点でしょう。

牧峠~伏野峠

【牧峠~宇津俣峠】
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ここから先、終点天水山までの区間は、終始越後側の視界が開けています。
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宇津俣峠までは3箇所のピークが待ち受けており、特に花立山への登り降りは急です。
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峠付近は狭く、風の通り道にもなっていますので、寒気の南下時には休憩にはあまり適さないかもしれません。念のため。

【宇津俣峠~伏野峠】
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この先、幻の池付近まで細かいアップダウンが続きます。

A地点 B地点 C地点 、それぞれ、合計3つのピークを越えた先に幻の池が幽玄な姿をたたえています。 場所的にも広く、風をしのげるくぼ地になっていますので、昼食場所としては最適でしょう。
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幻の池を過ぎ、緩やかな登りを歩くと D地点からは越後側を望む稜線に出、眺望が開けます。
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苔むしたブナ倒木地帯を経由し、その後は快適なブナ林が続きます。
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道幅は広く、アップダウンも緩やかになります。
眺望も抜群です。

E地点の比較的急峻なピークを過ぎると伏野峠へ向かって急角度で降下してゆきます。眺望はすばらしいものがあります。
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そしてやがて右手に県道が見え隠れし、道も平坦になりますので、ゴールが近いことを確認します。
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ただし、しばらく車道に沿って登山道が続きますので、すぐには伏野峠へはたどり着きません。


しばらく行くと小さな沢を越え、ひとつピークをやり過ごすとようやく伏野峠に到着です。
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伏野峠~野々海峠

【伏野峠~野々海池】

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大変起伏に富んだセクションと云えましょう。

まず伏野峠の取り付きが突然急登で始まります。 A地点 
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伏野峠~須川峠の所要時間が登り45分に対して下りは35分なので、その急峻さが覗えるというものです。
しかし眺めは抜群です
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須川峠から B地点までは完全平坦。 
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B地点で信越トレイル道は菱ケ岳登山道へと別れていきます。右へ鋭角に戻るようにして曲がります。

そこからC地点までは比較的長い上り坂が続きます。 その後も細かいアップダウンを繰り返しますが、D地点はブナ林の中の綺麗な鞍部を形成しています。越後側が開けており、さほど眺望は利かないものの、下から吹き上げる風が心地よい場所です。 ぜひ立ち止まって深呼吸してみてください。
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E地点 で菱ケ岳ゴンドラからの登山道に合流、ニシマド湿原に向かってゆるい下り坂となります。

ニシマド湿原を過ぎれば地形は緩やかになり、道幅もずっと広くなってきます。ブナは大きな立派な枝振りのものが多く、おもわず立ち止まりたくなる巨木が点在しています。 F地点
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やがて野々海峠に到達、お昼ご飯にしましょう。

野々海峠~天水山

【野々海峠~天水山】
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斑尾から歩き始めた信越トレイルも、いよいよゴール間近です。 野々海峠から深坂峠までは比較的アップダウンの少ないブナ林帯を行きます。
途中、長野県最北の地に到達、さいはて感に浸ってみるのも悪くありません。
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深坂峠までは丁度45分。地図上のコースタイムと全く同じだったのは、後にも先にもこの区間だけです(笑)。

深坂峠では十日町(松之山)の中山間部の棚田地帯を望むことができます。正面には黒姫山が美しい山容を見せてくれています。
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深坂峠でいったん車道に出て、50mほどアスファルトを歩くと、再び山道へ分け入ります。
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B地点
起伏が少ない上に、ブナの巨木密度が高く、非常に見ごたえのある成熟した森であります。

それを過ぎると広場のような場所に出ます。昔電波搭が立っていたのだそうです。
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三方岳への登りは非常に急です。できれば両手も使って周囲の木を掴みながら登ったほうが良いかもしれません。
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三方岳を過ぎると、狭い尾根道のアップダウンが続きます。地図にも「危険」との表記がなされています。誤って木の根につまづいたりしないよう、細心の注意を払って通過してください。
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そして C地点
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本当に断崖絶壁の上にひょっこり現れたようなビューポイントです。
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和みの棚田地帯が見渡せます。信越トレイルのフィナーレが近いことを知らされます。
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そして2つほどのピークを越えてゆけばそこは終点・天水山
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斑尾山山頂からの総距離67kmの、長い長い信越トレイル徒歩の旅が幕を閉じます。

==
信越トレイルは天水山で終了ですが、その先どこへ降りるのか、しっかり検討しておかなくてはなりません。

天水山からの下山ルートは3つあります。

①松之山口
②津南口
③栄村口


一番距離が短く、かつ眺望に優れたお勧めコースはなんと言っても①の松之山口。美しさ極まりないブナ林が非常に印象的です。 D地点AaDSC_9532.jpg

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信越トレイルの最後を飾るに相応しいルートです。

お疲れ様でした!
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2009年のツアー日程を公開しました

ようやく2009年のツアー日程がまとまりました。

来年はスルーイベントに加えて、月例のセクションハイクも大増発!スルーで参加できない方もセクションツアーに参加すれば完歩&踏破証がもらえます!

貴方のチャレンジお待ちしています。

【2009年ツアー日程】
http://homepage2.nifty.com/MIYUKINO/newpage112.htm
プロフィール
木島平でユースホステル
を営むかたわら、信越トレイルガイドとして主に春から秋のトレイルを歩き回っています。 誰でも気軽に、信州の山を満喫できる信越トレイル。行程は短くはありませんが、全線踏破した時の感激はまたひとしお。 貴方のチャレンジ、お待ちしています。

●信越トレイルクラブ 公認ガイド
●山岳ガイド賠償保険加入



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