最終日

相変わらず風雨はやままいまま夜明けを迎えた10月30日。

最終日ですが、せっかくの紅葉を逃したくはないので、安全ルートを選択して決行することにしました。

出発は野々海キャンプ場。


草紅葉が感動的な山狭の秘境のたたずまい。



しかし急激に冬型が強まってきまして、この時点で降雪を確認。

深坂峠で再び信越トレイルと交差。
十日町松之山最奥部の集落を見下ろす絶景ポイントです。


風雨が強いので、メイントレイルを避け、車道を行きました。
車道歩きとはいえ、左手には常時展望が開けるので、信越トレイルメインルート同様の眺望が続きます。




先日の台風で、一か所路盤が崩れ、車の行き来が完全不能となっています。


1時間後、松之山口登山道にたどり着き、いつものブナ林へ。


やはりここのブナ林は圧巻です。

下草が少ないので、ブナの幹全体をすべて望むことができます。


小沢峠下のブナ林を「荘厳」と表現するならば、ここのブナ林は「整然」。
信越トレイルルート上で堪能できる東西横綱といえるのではないでしょうか?

車道に戻り、無印良品キャンプ場を目指して紅葉の林の中を歩くこと30分。



母ちゃんの迎えの車がやってきました。


真冬のような寒い一日、皆さん、お疲れさまでした!!!


この後、野々海キャンプ場にラパンを取りに行きましたが、キャンプ場周辺はすでにうっすらと雪化粧。

山を下る途中、一瞬完全積雪路面と化しまして、あと10分遅ければ、走行不可能に陥っていたかもしれません。

10月30日にしてこの降雪。なかなかのサプライズでありました。


次回はいよいよ今年度最終のセクション4-5-6ツアー。
11月11日(土)から三日間、冬枯れの核心部を行きます。

残席3名様。お待ちしています!

信越トレイルツアー第二日

今日はツアー二日目。
台風接近の中、さてどうするかと思案した結果、以下のルートを選択することにしました。

第一候補
野々海池~林道~伏野峠~幻の池~宇津俣峠~森の家

第二候補
野々海池~林道~伏野峠~国道403~柄山溜池

風の状態を見計らって、リスクが高いと判断した場合は林道を抜けた後、403号線を下ることにしました。

まずは野々海池林道ゲート


ここから8km、林道を歩きます。

此処は悪天候時の伏野峠~野々海峠の区間のエスケープルートとして昨年より重用している道でもあります。
ですが、先日の台風で、道路決壊している場所があるとのことで、車は一切入れません。

2.8km地点にその道路崩落現場を確認。右手の法面が長さ20m、幅20mにわたって完全に崩落し、水を含んだ土砂が道路をふさいでいます。

そこを慎重に通過後は、一か所路肩崩落個所がありましたが、通行には支障なし。




8km進むと再びゲート。


ここで昼食ですが、雨風強くなり、私は立ったままおにぎりをほおばりました。


そして午後のルートの決断。

やはり無理をせず、国道403を素直に下ることにしました。

でも、ここの区間は隠れた紅葉名所でもありまして、道中退屈することは一切ありません。








やはり日本の紅葉は世界に誇るべき驚異的自然景観であることを確認しました。

そして1時50分頃、かあちゃんの送迎車が到着。

湯滝温泉に浸かって帰宅しました。

お疲れさまでした!!!!

信越トレイルセクション4

今日は信越トレイルセクション4。
先日の嵐でアクセス路が各所で寸断されました関係で、かなり変則的なパターンになりましたが、以下の経路で無事踏破できました。

県道95号線「チェーン着脱場」 → 森太郎 → 久々野峠 → 鍋倉山 → 小沢峠 → サブトレイル → とん平


出発前。紅葉がピークを迎えていて、入山者はちらほら。


巨木の谷には本当に巨木が多いのです。
すり鉢状の地形が風を防御するのか、痛むことなく長期にわたって生きながらえるブナが多いからでしょうか?



森太郎前にて


鍋倉山にはスタートから2時間5分で到達。
ちょうどお昼時でしたので、ランチといたしました。


痩せ尾根区間では飯山側の紅葉に目を奪われます。


コケもまた絵になります。




この時期は葉が落ちてしまっている関係で、視界の良いのがなんといっても特筆すべき点です。
くびき平野が一望できます。

中腹では紅葉、尾根上では落葉。
一日で2度おいしいこの時期ならではの信越トレイルハイクといえましょう。



14時に小沢峠を通過し、メイントレイルを外れてサブトレイルへ。


しかしここのブナの秋の美しさは天水山松之山口の景色をも上回る圧倒的スケールといえます。






とん平には15:15に無事到着。


21号台風がもたらした被害をかんがみるならば、トレイル上も相当な被害があったとみるのが自然の道理。
しかし、何百、何千年もの歳月をかけて、自然に形成されたブナ林は、たかだか50年に一度の豪雨くらいではビクともしないということでしょう。

事実、6年前の長野県北部地震で、信越トレイルふもとの栄村、十日町エリアでは全半壊300棟以上の甚大な被害がもたらされました。
しかし、ブナ林に強固に守られたトレイルは完全に無事だったのです。

自然は時として猛威を振るいますが、同時に美しく、そして強く、たくましいのです。

秋の一日を過ごして、ふとそんなことを感じました。

台風一過のトレイル

週末からのイベントに備えて今日はそれぞれの登山口の下見に行ってきました。

昨日の情報では通行ができないとなっていたトン平に向かう途中の道ですが、すでに土砂の除去作業が終了し、通行可能になりました。
但し、路面全体を水分の多い泥が覆っており 積雪路面を走るかのような猛烈な 滑りやすい道となっています。


実際、ABS がガンガン作動 、テールスライドを起こし、あわやコースアウトの 危機にさらされました。




通行は可能ですが、本当に滑りやすいので、運転の際は冗談抜きで「最徐行」、時速五キロ以下で慎重に通過して下さい。

トン平からスキー場へ向かう道は未だ路面が土砂に覆われて通行ができません。


くれぐれもお気をつけください。

次に関田峠ですが、峠の手前3キロ地点付近が 法面崩落により通行ができません。


手前のチェーン着脱場から先が通行止めとなっています。

イベント初日はここからスタートして巨木の谷経由、久々野峠、鍋倉山そして戸狩とん平に向かうことにします。

牧峠は峠の手前3.5キロ付近で何の道からのアクセスも遮断されています。


イベント二日目は 森の家上部の、宇津俣峠入口の登山口から 入山し、野々海峠を目指すルートにしたいと思います。

それにしてもあの恐ろしい豪雨が嘘のような美しい秋の一日でありました。





プロフィール
木島平でユースホステル
を営むかたわら、信越トレイルガイドとして主に春から秋のトレイルを歩き回っています。 誰でも気軽に、信州の山を満喫できる信越トレイル。行程は短くはありませんが、全線踏破した時の感激はまたひとしお。 貴方のチャレンジ、お待ちしています。

●信越トレイルクラブ 公認ガイド
●山岳ガイド賠償保険加入



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